わたしの願い






あのあと7時くらいにもう一度いくとごはんができていた。


今日はわたしと一緒にいくからか、遥もいつもギリギリなのに早く降りてきて一緒にごはんをたべる。



「遥、今日ははやいのね」


「うん、お姉ちゃんと一緒にいくからさ」


「あら、どうして?」


「お姉ちゃんのクラスにイケメンの転校生がきたらしくて、ちょっと見にいくの」


「そう」


お母さんはさほど興味を示さなくて、そのまま台所のほうにいってしまった。