「はあ。まだもう少しかかるから」 「うん」 わたしはテレビをつける気にもなれず、でもこの静寂に耐えることもできなくて結局自分の部屋に戻った。 どうしたら、お母さんはわたしを見てくれるんだろう。 わたしのこと気にかけてくれるんだろう。 わからない。もう、どうしたらいいのかなにもわからない。 誰か助けて・・ そう思っても助けてくれる相手なんて誰もいなくて、やっぱりわたしは孤独だった。