「お前馬鹿なの?こんな寒い中海に入るなんて。それとも死にたかったとか?」 「こら、そんな言い方はないでしょ。ごめんなさいね」 「いえ・・・」 この男の子の言う通りだから、なにもいえない。 「死にたいならさ、ほかでやってくれよ。海を汚すようなことしないでくれる?」 「こらっ」 「いいんです、ほんとにすいませんでした。助けてくださってありがとうございました」 男の子はまだイライラしてたけれどそれをきくとでていってしまった。