君と恋する通学時間


「ついさっき森口に『駅で待ってる』ってメッセージ送ったんだけど、スマホ持ってきてねーんだよな? 今日プレゼント渡して、告白しようと思ってた。だからさ、これ……受け取ってくれるだろ?」


お互いに真っ赤になりながら見つめ合う。


ドキドキしすぎてまともに顔を見られない。

でも、私もちゃんと答えよう。


「も、もちろんだよ。私も小鳥遊君のことが好きだから」


声が震えた。

好きな人に好きだと伝えることはとても勇気がいる。


でも思っていることを全部知ってほしかった。


受け取ったブレスレットを早速腕にはめて、空高くかざす。


エメラルドグリーンの石が太陽の光に照らされてキラキラと輝いていた。


「俺が好きなのは森口だから。これからずっと、そばにいてくれる?」


「……はいっ!」


それはまるで、私たちを祝福してくれているかのように。














Fin.