「ねぇ、あの人カッコよくない?」
「ほんとだ、モデルみたい」
「めっちゃイケメンだね」
「やばーい」
なんて行き交う女の子たちからは注目の的。
でもそれも納得なほど、小鳥遊君は本当にカッコよくて。
私服姿が新鮮だから、余計にそう感じる。
私だって気合いを入れてきたはずなのに、恐れ多くて隣に並べない。
というか、私 と小鳥遊君じゃ釣り合わないよね……まぶしすぎるよ。
「ボーッとしてるけど、具合でも悪い?」
小鳥遊君の整った顔が目の前に来る。ドキッとして、大きな声が出た。
「だ、大丈夫! 見惚れてただけだから!」
って、うわー、なに言ってんの私!
思わず本音が出ちゃったよ。
バカバカ、へんな奴だって思われる。
だけど私の思いとは裏腹に、小鳥遊君は固まっている。



