猫が線路を横切ったための急停車だったらしく、電車は一、二分停車したあと再び順調に走り出した。 今度はしっかり手すりをつかむ。 小鳥遊君にとって、私はどんな存在なんだろう。 友達? それとも、ただの顔見知り? 落としたメモを見た相手? もっと近づきたいのに、その方法がわからない。 そういえば、もう一つ気になっていることが。