君と恋する通学時間


それから毎日、駅のホームで小鳥遊君に会った。

私が先に列に並んでいると、小鳥 遊君が挨拶をしてくれて、小鳥遊君が先にきている時は私から声をかける。

その時の 小鳥遊君の笑顔に、毎朝キュンキュンしている私。

見ていただけの時より確実に気持ちが大きくなっている。

でもまだうまく話せなくて、会話が弾まない。

一日のうちのたった五駅一緒なだけの電車の中。

今日も小鳥遊君は私の隣に立っている。

少し眠たそうなトロンとした目。

もともと朝が弱いって言ってたっけ。


ちょうど一駅目をすぎた時、電車が勢いよく急ブレーキを踏んだ。