幼なじみはわがまま。




はあ……本当に心臓に悪い。

別に好きとかじゃないけどあんなイケメンに触れられたらちょっとくらいドキドキしちゃうよ。


「まーた悪いことしてる」

「ゆ、ユウ!?」


なんでこんなところにいるの!?

ていうか、いつもはみんながいる前でわたしになんて話しかけてこないくせになんで話しかけてくるの?

最近のユウは様子がおかしい。


「ほんと最近ちょっと目離すと悪いことするよね」


そういいながら、わたしを人気の少ないところに連れていく。


「悪いことなんてしてないじゃん」


むしろ、悪いことしてるのはそっちじゃん。

わたしはただ先輩と話してただけだもん。


「さっきの聞いてなかったの?」

「なに?」

「俺は独占欲強いって言ったよね」

「あー、言ってたね。彼女にも……んんっ」


急に唇を人差し指で抑えられて声が出せない。

な、なんなの……!?

目の前にいるユウの表情心底不機嫌そうだ。


「彼女彼女ってうるさい」


はあ!?あんたには彼女がいるってわかってないの?
それなのにうるさいってなんなの?


意味わかんないよ。