「なるほど……」
「ほら。早く寝るよ」
そういうとさらにわたしのことを強くぎゅっと抱きしめた。
ユウの体温が心地よくてとても落ち着く。
だんだんと瞼が下がってくる。
「……れん……み……れん……」
名前を呼ばれている気がして、重い瞼を持ち上げる。
すると、そこにはベッドに肘をついて、自分の頭を支えてわたしのことを優しい眼差しで見ているユウがいた。
あれ……わたし結局あのまま寝ちゃったんだ。
今何時だろ……?
「起きた?」
「うん……いま何時?」
「三時間目の途中」
「え!?ほんとに!?」
わたしそんなに寝ちゃってたの!?
ど、どうしよう……!
「嘘ついてどーするの」
「ど、どうしよう……怒られたら……」
「大丈夫だよ。俺がいるから」
なにそれ。全然頼りにならないよ。
ユウはいつもそうやって言うだけだもん。



