それからわたしたちは部屋に置いていた荷物を全部拓也くんの車に運ぶことにした。
汚い足を洗い場で洗ったとき、足の裏が切れていたのに気付いた。
きっとあの男達に無理矢理手を引かれたときに海中の石で切ったんだろう。
わたしは消毒液と絆創膏を持ってきていたので貼っていると
『新垣ちゃん、怪我した??』
座って貼っているわたしの後ろから立ったまま原口さんが声をかけてきた。
『大した事ないですけど、ちょっと痛いから・・・。』
首を背中の方に下げて笑顔で見上げながら言うと
『無理しちゃだめだよ。荷物これだけ??俺ら運んでくるから。』
そう言って友美の分も原口さんと拓也くんが持っていってくれていた。
わたしたちは2人が帰ってくるのを海岸とちょっと遠くの砂浜に座って待っていた。
日焼けにちょっと気をつかって肩からバスタオルをかぶった姿で。
『拓也くんから聞いたけど、咲貴の先輩、咲貴のこと好きらしいよ。』
友美がニヤニヤしながら言った。
わたしはそこで友美に俊くんに告白されたことも、原口さんに告白されたことも話した。
『咲貴・・あんた相当モテモテだね、今・・。うらやましいよ、イケメンばっかりだし。』
ちょっと友美は低い声で怒ったように言った。
『わたしもこんな状態なるなんて・・思いもしなかった。』
ボソッと言った。
『恵介くんは論外だろうけど、俊くんと原口さんどうするの?てか、あんた今年になって何人に告られてんの!?すごい人数でしょー??いいなー。』
友美が最後はため息をつくように息を吐きながら言った。
わたしはその質問を聞き流して海岸を見ていた。
そこには俊くんが恵介くんと女の子たちのところには行かず、ポツンと遠く離れたところで1人座って海を見ていた。
何かを考えているかのように。
『ちょっと聞いてるのー!?』
友美が怒ったようにわたしに言ってきた。
『あ、ごめんごめん。どうするって・・まだわかんないよ。』
わたしは小さな声で下を向いて言った。
俊くんを今、見ていたということに気付かれないように下を見て。
汚い足を洗い場で洗ったとき、足の裏が切れていたのに気付いた。
きっとあの男達に無理矢理手を引かれたときに海中の石で切ったんだろう。
わたしは消毒液と絆創膏を持ってきていたので貼っていると
『新垣ちゃん、怪我した??』
座って貼っているわたしの後ろから立ったまま原口さんが声をかけてきた。
『大した事ないですけど、ちょっと痛いから・・・。』
首を背中の方に下げて笑顔で見上げながら言うと
『無理しちゃだめだよ。荷物これだけ??俺ら運んでくるから。』
そう言って友美の分も原口さんと拓也くんが持っていってくれていた。
わたしたちは2人が帰ってくるのを海岸とちょっと遠くの砂浜に座って待っていた。
日焼けにちょっと気をつかって肩からバスタオルをかぶった姿で。
『拓也くんから聞いたけど、咲貴の先輩、咲貴のこと好きらしいよ。』
友美がニヤニヤしながら言った。
わたしはそこで友美に俊くんに告白されたことも、原口さんに告白されたことも話した。
『咲貴・・あんた相当モテモテだね、今・・。うらやましいよ、イケメンばっかりだし。』
ちょっと友美は低い声で怒ったように言った。
『わたしもこんな状態なるなんて・・思いもしなかった。』
ボソッと言った。
『恵介くんは論外だろうけど、俊くんと原口さんどうするの?てか、あんた今年になって何人に告られてんの!?すごい人数でしょー??いいなー。』
友美が最後はため息をつくように息を吐きながら言った。
わたしはその質問を聞き流して海岸を見ていた。
そこには俊くんが恵介くんと女の子たちのところには行かず、ポツンと遠く離れたところで1人座って海を見ていた。
何かを考えているかのように。
『ちょっと聞いてるのー!?』
友美が怒ったようにわたしに言ってきた。
『あ、ごめんごめん。どうするって・・まだわかんないよ。』
わたしは小さな声で下を向いて言った。
俊くんを今、見ていたということに気付かれないように下を見て。


