愛のかたち

『ほんとビックリしました。ほんとにありがとうございます。』

わたしはすぐにお礼を言った。


原口さんが声をかけてくれたお陰ですごく助かった。

友美もお礼を言った。

たぶん原口さんを誰なのかわかっていなかったが。

誰?この人~??

って思ってるだろうな。



『いやいやいいよ。新垣ちゃんもここの海だったんだ。』

『はい。って、この前言ったじゃないですかー!!ここに行くって!!』


わたしはおととい、バイトに入っていて原口さんにここのビーチに行くということを言っていた。


『あ、ああそうだったよね。』


そう言った原口さんの後ろにいた人とわたしは目が合ったので軽くお辞儀をした。

知らない人だが、何回かバイト先に何かを借りにきて原口さんと仲良さそうに話していた人だと気付いた。


たぶん周りに人がいなかったので2人で来ているのだとわかった。



『ほんっと助かりました。ね、友美。』

そのとき友美を見ると友美は目をキラキラとさせていた。


そういえば、原口さん見るの初めてだったっけ。

このかっこよさは犯罪並だよね・・

好きになったりとか・・ないよね??

そう思っていると



『ほんっとありがとうございました。何かお礼しなきゃ!!』

友美が言った。


『じゃあさ、俺らと遊んでよ。』

ニカッと笑って原口さんの後ろにいた人が言った。

原口さんの友達も原口さんには負けるがかっこよかった。


わたしはチラッと俊くんや恵介くんの方を見たが彼らはスイカ割りの用意を女の子たちとしていた。

女の子たちのはしゃいでいる声は結構離れたここまで聞こえていた。

呆れていたわたしに気付いたのか気付いてないのかわからないが

『もちろんです!!』

友美が嬉しそうに言った。