愛のかたち

そして食べたものを簡単に片付けた後はお酒を飲み続けた。

友美はまた酔ったのか酔ってないのに酔った演技なのかわからないが恵介くんにベタベタしていた。

わたしはそれを見て内心ヒヤヒヤしていた。

この前の恵介くんの本音を聞いていたから殴ったりしないよね・・?とかで。

でもさすがに恵介くんも女の子には手をあげなかったみたい。


それから友美は

『海の散歩行こうよ~。』

と恵介くんを誘った。

告白をするのだろうと思い、恵介くんのお前らも行こう。という誘いをわたしは断った。


なのでわたしが1人になるため俊くんも行かなかった。



『なにか作戦??』

2人が出て行った後に俊くんが聞いてきたけど、わたしはもちろん教えなかった。

後から知るだろうけどまだ言わないほうがいいだろうしね。



その間、わたしたちはずっと飲み続けた。

お酒に自信はあったが、そこまで強いわけではないわたしは酔って俊くんと話していた。

話題は原口さんのこと。



『咲貴ちゃんはあのバイトの人とは付き合わないの??』

こう聞かれたときわたしは酔ってて思考回路がまわらず

『相手にされるわけないし、わたしも恋愛感情とは違うから付き合うわけがないじゃん。』

こう言ってしまった。

『前、好きって言ってたじゃん。もう違うの??』

この問いにはなぜかうまくうん。と言っていた。



『じゃあ━━、咲貴ちゃんは今完全なフリーってことだよね。』

この言葉を俊くんは言ったがわたしは特に意味なんか考えなかった。



そして俊くんはわたしとの座っている距離をどんどん縮めてきていた。