そして次は俊くんの話題に変わっていた。
すべて恵介くんが喋っていたけど、俊くんは自分の話題なのにまたもずっと笑っていた。
自分から話はせずに。
『こいつなんて1年ちょっといとこに恋してるからね。そのいとこは彼氏はいないみたいだけど全く相手にされてないし。会ってはいるみたいだけど。そうだろ?』
まぁね。と言って自分のことなのにこんな笑ってる俊くんをおかしいんじゃ?と思ったけどふと見たときの表情が少し微妙な顔つきだった。
どこか、淋しそう。
『いとこに・・なんだ。』
わたしも小さい頃だが拓海に恋していた時期があったのでそこは少し反応した。
『わたしもね、小さい頃いとこが好きだったんだよ。』
この言葉を発すると俊くんは驚いた表情を見せ、
『過去系だね。何で諦めた??』
『そりゃ、いとこだから・・。』
するとちょっとムッとした表情をしながら
『世間の目は厳しいかもしれないけど、いとこ同士は結婚できるんだよ!!』
と言い放った。
わたしはそっか。とだけ呟いて目の前にあったお冷をゴクリと飲んだ。
そして恵介くんはそれからまた自分の話を始め、ギャル女の性癖について色々語っていた。
わたしはあんまりそういう男の内情みたいなものは聞きたくなかったが一応耳を傾けておいた。
そして一通り喋った後、トイレに行って来ると言って恵介くんはトイレへいった。
すっごいマイペースな人。
恵介くんが10メートルくらい離れたとき、俊くんが言った。
『咲貴ちゃんに似てるんだ。うちのいとこ。』
俊くんがいきなり切り出した。
すべて恵介くんが喋っていたけど、俊くんは自分の話題なのにまたもずっと笑っていた。
自分から話はせずに。
『こいつなんて1年ちょっといとこに恋してるからね。そのいとこは彼氏はいないみたいだけど全く相手にされてないし。会ってはいるみたいだけど。そうだろ?』
まぁね。と言って自分のことなのにこんな笑ってる俊くんをおかしいんじゃ?と思ったけどふと見たときの表情が少し微妙な顔つきだった。
どこか、淋しそう。
『いとこに・・なんだ。』
わたしも小さい頃だが拓海に恋していた時期があったのでそこは少し反応した。
『わたしもね、小さい頃いとこが好きだったんだよ。』
この言葉を発すると俊くんは驚いた表情を見せ、
『過去系だね。何で諦めた??』
『そりゃ、いとこだから・・。』
するとちょっとムッとした表情をしながら
『世間の目は厳しいかもしれないけど、いとこ同士は結婚できるんだよ!!』
と言い放った。
わたしはそっか。とだけ呟いて目の前にあったお冷をゴクリと飲んだ。
そして恵介くんはそれからまた自分の話を始め、ギャル女の性癖について色々語っていた。
わたしはあんまりそういう男の内情みたいなものは聞きたくなかったが一応耳を傾けておいた。
そして一通り喋った後、トイレに行って来ると言って恵介くんはトイレへいった。
すっごいマイペースな人。
恵介くんが10メートルくらい離れたとき、俊くんが言った。
『咲貴ちゃんに似てるんだ。うちのいとこ。』
俊くんがいきなり切り出した。


