『尾上です。原口さん、ひつこいですね。こんなキャラでしたっけ??』
笑いながら電話してきた男、こいつは・・・咲貴の大好きなアイツ。
俺は・・・咲貴に来たアドレスを暗記してて何度もメールを送った。
返すと。
『お前、咲貴のことまだ好きなんだろ?』
『はい。』
『━━・・・じゃあ、返す。預かってる狂犬。』
ずっと後悔してた。
心ここにあらずの咲貴を見るたびに。
きっと咲貴とアイツだったら・・・こんな問題を乗り越えて行っただろう。
それを俺が止めた。
あいつらの未来を壊した。
だから・・・もう一度乗り越えてもらう。
咲貴、もうすぐだよ。
もうすぐ・・・会えるよ。
俺とは
お別れだけど。
笑いながら電話してきた男、こいつは・・・咲貴の大好きなアイツ。
俺は・・・咲貴に来たアドレスを暗記してて何度もメールを送った。
返すと。
『お前、咲貴のことまだ好きなんだろ?』
『はい。』
『━━・・・じゃあ、返す。預かってる狂犬。』
ずっと後悔してた。
心ここにあらずの咲貴を見るたびに。
きっと咲貴とアイツだったら・・・こんな問題を乗り越えて行っただろう。
それを俺が止めた。
あいつらの未来を壊した。
だから・・・もう一度乗り越えてもらう。
咲貴、もうすぐだよ。
もうすぐ・・・会えるよ。
俺とは
お別れだけど。


