愛のかたち

街を歩くときキョロキョロしてた。


だけど・・・いつの日からかしなくなった。


『咲貴、まだアイツのこと好き?』


『・・・うん。』


『ひつこい女だな。』



笑いながら言い合ってたけど・・・俺は早く諦めて欲しかった。


早く・・・俺だけを見て欲しかったから。



キョロキョロしなくなったのは、俺を想ってのことだったんだ。


咲貴・・・お前は大丈夫なのか??


無理してるだろ。


ごめん、こんな目に遭わせてしまって。




絶対に俺が幸せにするから。