愛のかたち

俺は弥生が心底怖いと思った。


女に犯されるなんて・・・気持ち悪い。


咲貴の名前なんて出したからだ。


咲貴を思い出してしまって正反対のこの女を抱くと萎えてしまう。


この女は俺には相手することは出来ない。



抱けなくても毎日家に押しかけてくる。

そして半裸、全裸の写メ。

正直、見た瞬間吐き気を起こす。


でも・・・これは使える。

俺は弥生に食事に来ると約束をして、サークルの友達を誘いカプリへ向かった。




咲貴は相変わらずだった。


綺麗な顔で笑顔を絶やさず働いてる。



咲貴、気付いてるのかな?

お客さん、咲貴のことみんな見てる。




あ・・・・尾上もいる。



あいつ、咲貴に話してるんだろうか。


大切なことだろうし。