・・・・見たくなかった。 ・・・・言いたくなかった。 あの体育祭。 アイツと手を取り合って話して、笑って。 それに俺はキレてしまった。 必死に弁解してる咲貴を置いて俺はさっさと帰った。 あれからだ。 歯車が狂い始めたのは。 俺の文化祭に来ても喧嘩。 挙句の果てにはアイツの喧嘩を止めに行って・・怪我までしてきてる。 それでアイツのことが好きなんだろうって確信付いた。 でも・・・・離れたくなかった、本当は。