当日。
わたしたちは空港に向かえに行った。
家族の家は前に俊が住んでいた家の人たちが準備してくれたらしい。
ちゃんと登録も済ませる準備もした。
今日、わたしが一緒にいることは家族の人たちは知らない。
来るのは俊の両親、そして俊の見たことがない弟。
韓国に戻って産んだらしく、まだ小さい弟。
小学2年生らしい。
俊が緊張しているのはわかってる。
強張ってる顔。
あのときと一緒だね。
繋いでる手も心なしか強い。
『俊。』
向こうから女性が俊の名前を呼んだ。
その女性と一緒にいるのは男性と小さな男の子。
きっと・・・家族。
俊はわたしの手を離すことなく、そっちに歩いていく。
『久しぶり。元気だった??』
そう言うと抱きついてきたお母さんに応じるため、俊はわたしの手を離した。
『俊、ごめんね。』
何度もお母さんは謝ってる。
横でその様子を見ながら俊の名前を呼ぶお父さん。
そしてそれを見る小さい弟。
わたしは中に入ることなんてもちろんせず、ただ見つめていた。
わたしたちは空港に向かえに行った。
家族の家は前に俊が住んでいた家の人たちが準備してくれたらしい。
ちゃんと登録も済ませる準備もした。
今日、わたしが一緒にいることは家族の人たちは知らない。
来るのは俊の両親、そして俊の見たことがない弟。
韓国に戻って産んだらしく、まだ小さい弟。
小学2年生らしい。
俊が緊張しているのはわかってる。
強張ってる顔。
あのときと一緒だね。
繋いでる手も心なしか強い。
『俊。』
向こうから女性が俊の名前を呼んだ。
その女性と一緒にいるのは男性と小さな男の子。
きっと・・・家族。
俊はわたしの手を離すことなく、そっちに歩いていく。
『久しぶり。元気だった??』
そう言うと抱きついてきたお母さんに応じるため、俊はわたしの手を離した。
『俊、ごめんね。』
何度もお母さんは謝ってる。
横でその様子を見ながら俊の名前を呼ぶお父さん。
そしてそれを見る小さい弟。
わたしは中に入ることなんてもちろんせず、ただ見つめていた。


