そしてバッと頭を上げ、後ろを向いてバイクに走った。

そして・・メットもせずにバイクで走り去った。


わたしはずっと俊の名前を叫んでた。





俊、どうして?

好きになっちゃいけない人なんているの??

人類みな同じじゃないの??

大きな問題なんかじゃないと思うよ。

だって、心は繋がってるんだもん。


反対されたって何が起きたって・・



わたしは俊のそばにいたいのに。


わたしたちの壁は見えないよ、わたしには。