『もしもし、咲貴ー??まだ学校??学校ならダッシュで校門きてくれな~い??』
以前もあった。
校門に待っていた人のこと・・・。
『なんで??』
低い口調で聞いた。
『すっごいイケメンがいるんだってー。咲貴呼んでる。』
『・・・・・・。』
その瞬間、わたしの小さな予感が確信に変わった。
間違いなく俊くんだろう。
『咲貴??』
黙っているわたしにギャル系のクラスメイトは不思議がって名前を呼んだ。
『うん、わかった。来るよ。』
そう言って一方的に終話の赤のボタンを押した。
首を傾けながらどうしたの?と聞く友美にわたしは俊くんが来てるかもしれないことを校門に向かいながら伝えた。
『大丈夫なの??』
一方的に連絡を断ったから俊くんは心配しているかもしれない。
怒っているかもしれない。
会って流されるのが怖い。
色んな想いが交錯していた。
『どうにかなるよ。』
心配そうな顔をしている友美に笑顔でそう言って校舎の入り口から一歩、外に踏み出した。
以前もあった。
校門に待っていた人のこと・・・。
『なんで??』
低い口調で聞いた。
『すっごいイケメンがいるんだってー。咲貴呼んでる。』
『・・・・・・。』
その瞬間、わたしの小さな予感が確信に変わった。
間違いなく俊くんだろう。
『咲貴??』
黙っているわたしにギャル系のクラスメイトは不思議がって名前を呼んだ。
『うん、わかった。来るよ。』
そう言って一方的に終話の赤のボタンを押した。
首を傾けながらどうしたの?と聞く友美にわたしは俊くんが来てるかもしれないことを校門に向かいながら伝えた。
『大丈夫なの??』
一方的に連絡を断ったから俊くんは心配しているかもしれない。
怒っているかもしれない。
会って流されるのが怖い。
色んな想いが交錯していた。
『どうにかなるよ。』
心配そうな顔をしている友美に笑顔でそう言って校舎の入り口から一歩、外に踏み出した。


