『咲貴、かえろ~よっ!!』
バイトを辞めたわたしはそれから毎日友美と一緒に帰っていた。
直帰するときもたまにあるけどほとんどがどこかで時間を潰して帰っている。
バイトをまた始めたいけどいい場所が見つからない状態。
『うん、今日はどこ行く~??』
放課後の廊下をわたしたちは歩いていた。
━━寂しくない。
こんなことを言えばもちろん嘘になる。
でも今わたしの隙間を埋めてくれているのは友美。
感謝してもしきれないくらい・・・。
友美は拓也くんから色々言われてるだろうに、孝浩くんのことは一切口にしなかった。
聞きたいという気持ちも少しはあったけど、聞くのが怖かった。
ブルルル。
わたしの携帯のバイブが鳴った。
ポケットから携帯を出し、サブディスプレイを見てみると同じクラスのギャル系の女の子からの電話だった。
番号交換だけは一応してるけど殆ど喋ったことはない。
電話がかかってきたことに驚きながらわたしは緑の通話ボタンを押した。
『もしもし??』
バイトを辞めたわたしはそれから毎日友美と一緒に帰っていた。
直帰するときもたまにあるけどほとんどがどこかで時間を潰して帰っている。
バイトをまた始めたいけどいい場所が見つからない状態。
『うん、今日はどこ行く~??』
放課後の廊下をわたしたちは歩いていた。
━━寂しくない。
こんなことを言えばもちろん嘘になる。
でも今わたしの隙間を埋めてくれているのは友美。
感謝してもしきれないくらい・・・。
友美は拓也くんから色々言われてるだろうに、孝浩くんのことは一切口にしなかった。
聞きたいという気持ちも少しはあったけど、聞くのが怖かった。
ブルルル。
わたしの携帯のバイブが鳴った。
ポケットから携帯を出し、サブディスプレイを見てみると同じクラスのギャル系の女の子からの電話だった。
番号交換だけは一応してるけど殆ど喋ったことはない。
電話がかかってきたことに驚きながらわたしは緑の通話ボタンを押した。
『もしもし??』


