『バイト、終わったらあの公園いるから。逃げんなよ。』
俊くんとは違う声が聞こえた。
わたしは思わず息を殺して、壁に置いてある自販機の横に向こう4人から見えないように隠れた。
『わかったよ。来るから咲貴ちゃんからは手引け。なんで咲貴ちゃんに会いにきた?』
『いや、お前が目的だよ。でけー声で男呼ぶより女呼ぶほうがみんな焦りそうだから咲貴ちゃん呼んだだけ。お前、まさかあの女狙い??』
『そんなんじゃない。でもあの子には関わるな。』
『いや、俺ら・・・ま、いいや。お前には関係ないだろ。じゃ後から1人で来いよ。』
その声を聞いてわたしがソッと覗くと3人は店とは逆方向に歩いて行っていた。
そしてこっちに歩いてきた俊くんにすぐ見つかり目が合った。
『咲貴ちゃん!!ここでなにやってんの!!』
俊くんの顔は焦っていた。
『1人で・・行くの??危なくない??』
立ち止まっているわたしの背中を押して歩きながら俊くんは
『大丈夫だよ。何もないから。心配しなくていいよ。』
すごく笑顔だった。
でも、それが逆に嫌な雰囲気をかもし出していた。
『だめだよ、行っちゃ。危ないって!!』
『そんなんじゃないって、トランプするんだよ。大丈夫って。』
見え透いた嘘をつかれていたが、わたしはもう何も言わなかった。
公園・・この前のとこかな?
心配でたまんないよ。
俊くんとは違う声が聞こえた。
わたしは思わず息を殺して、壁に置いてある自販機の横に向こう4人から見えないように隠れた。
『わかったよ。来るから咲貴ちゃんからは手引け。なんで咲貴ちゃんに会いにきた?』
『いや、お前が目的だよ。でけー声で男呼ぶより女呼ぶほうがみんな焦りそうだから咲貴ちゃん呼んだだけ。お前、まさかあの女狙い??』
『そんなんじゃない。でもあの子には関わるな。』
『いや、俺ら・・・ま、いいや。お前には関係ないだろ。じゃ後から1人で来いよ。』
その声を聞いてわたしがソッと覗くと3人は店とは逆方向に歩いて行っていた。
そしてこっちに歩いてきた俊くんにすぐ見つかり目が合った。
『咲貴ちゃん!!ここでなにやってんの!!』
俊くんの顔は焦っていた。
『1人で・・行くの??危なくない??』
立ち止まっているわたしの背中を押して歩きながら俊くんは
『大丈夫だよ。何もないから。心配しなくていいよ。』
すごく笑顔だった。
でも、それが逆に嫌な雰囲気をかもし出していた。
『だめだよ、行っちゃ。危ないって!!』
『そんなんじゃないって、トランプするんだよ。大丈夫って。』
見え透いた嘘をつかれていたが、わたしはもう何も言わなかった。
公園・・この前のとこかな?
心配でたまんないよ。


