わたしたちは堂々と一緒に入店した。
ロッカーは男女で別れているので、売り場に入るのは別々だったけど偶然一緒にロッカーを出たので一緒に売り場までもいった。
でも、ほんとはわたしが更衣室を出る足音を聞いて孝浩くんも出てきてくれていたのだと知ってるけど。
孝浩くんはまず事務所に、わたしはカウンターに行くと目線の先に見えた。
沢村さんの姿が。
『お疲れ様です。』
わたしが挨拶すると声でわたしとわかるのか、鋭い目線を向けたあと
『お疲れ様。もう少し早く来れないわけ?3分前よ?』
と冷たく言われた。
わたしはすみません。と言った後、返却商品を戻しに売り場へ行った。
こわーっ!!今日、いつもより機嫌悪いし。
ビクビクしながらCDを戻していた。
そしてこれから孝浩くんが打ち明け、聞いたあとの沢村さんのこの先のわたしへの仕打ちはどんなふうになるのか考えると震えまで出てくる。
わたしはカウンターにそれから戻って、レジをした。
1時間後くらいに事務所のほうから孝浩くんが出て、こっちに向かっているのが見えたので商品整理をしに売り場へ行った。
売り場へ行くと沢村さんに言うと沢村さんもこっちに孝浩くんが来ているのが見えたらしく、わたしが去るのが嬉しいのかちょっと笑顔で
『わかった。よろしく。』
と言った。
わかりやすい人だなと思ったがこれからを想像すると・・・。
沢村さん、辞めちゃえばいいのに。
素直にそう思った。
『すみません、新垣って名札に書いてあるんですけど新垣知香の妹さんですか?』
わたしが不安がっていたとき、ふいに聞こえた。
見ると35歳くらいだろう、スーツを着た人がいた。
直感で、知香ちゃんの彼氏だとわかった。
『そうですけど、知香ちゃんの彼氏ですか?』
わたしはストレートに聞いた。
その人は苦笑いしながら、まぁ。と言った。
何がまぁ。だよ。
奥さんも子どももいるくせに彼女なんて作りやがって。
腐れ男め。
こんな思っていたら予想外の言葉を言われた。
ロッカーは男女で別れているので、売り場に入るのは別々だったけど偶然一緒にロッカーを出たので一緒に売り場までもいった。
でも、ほんとはわたしが更衣室を出る足音を聞いて孝浩くんも出てきてくれていたのだと知ってるけど。
孝浩くんはまず事務所に、わたしはカウンターに行くと目線の先に見えた。
沢村さんの姿が。
『お疲れ様です。』
わたしが挨拶すると声でわたしとわかるのか、鋭い目線を向けたあと
『お疲れ様。もう少し早く来れないわけ?3分前よ?』
と冷たく言われた。
わたしはすみません。と言った後、返却商品を戻しに売り場へ行った。
こわーっ!!今日、いつもより機嫌悪いし。
ビクビクしながらCDを戻していた。
そしてこれから孝浩くんが打ち明け、聞いたあとの沢村さんのこの先のわたしへの仕打ちはどんなふうになるのか考えると震えまで出てくる。
わたしはカウンターにそれから戻って、レジをした。
1時間後くらいに事務所のほうから孝浩くんが出て、こっちに向かっているのが見えたので商品整理をしに売り場へ行った。
売り場へ行くと沢村さんに言うと沢村さんもこっちに孝浩くんが来ているのが見えたらしく、わたしが去るのが嬉しいのかちょっと笑顔で
『わかった。よろしく。』
と言った。
わかりやすい人だなと思ったがこれからを想像すると・・・。
沢村さん、辞めちゃえばいいのに。
素直にそう思った。
『すみません、新垣って名札に書いてあるんですけど新垣知香の妹さんですか?』
わたしが不安がっていたとき、ふいに聞こえた。
見ると35歳くらいだろう、スーツを着た人がいた。
直感で、知香ちゃんの彼氏だとわかった。
『そうですけど、知香ちゃんの彼氏ですか?』
わたしはストレートに聞いた。
その人は苦笑いしながら、まぁ。と言った。
何がまぁ。だよ。
奥さんも子どももいるくせに彼女なんて作りやがって。
腐れ男め。
こんな思っていたら予想外の言葉を言われた。


