これで分かったよね……

そう僕の目はほかの人たちとは違ってグラデーションになっている

いつもは茶色のカラコンで隠してる

僕が通っている学校は世界No.1って言っていいほどの不良校……なくせに無駄にでかい

城のような綺麗な校舎、廊下とか大理石で出来てるし

ここの理事長と担任は僕の知り合い

理事長が 幸宮 要

180cm

茶髪に茶色の目

どっかの暴走族の総長だったみたい

僕が大好きみたい

担任が 幸宮 彼方

179cm

茶髪に茶色の目

どっかの暴走族の副総長だったみたい……

僕が大好きみたい

まぁ、不良校だからもちろん僕は遅刻していく

他の奴らはちゃんと時間を守ってるみたい

なんか、彼方達が怖いみたい

教室も独特で、僕がいるクラスは、容姿端麗、運動神経抜群、暴走族、組、喧嘩、頭脳明晰の奴らしか入れないクラス

一応、運動神経はいい方だし、頭も大学を出てるから、簡単だけど、目立ちたくないから真ん中を維持している。

目立つとめんどくさいからね……

んで、今日の教室はやけに騒がしい。

女は一生懸命化粧して、男達数名はザワザワしている

僕には関係ないから寝るか……

そう思いヘッドホンをつけ、机にもたれ寝た

でも直ぐに目が覚めた。

彼方が教室に入った瞬間女からの質問の殺到

なんだよ……誰か来んのか

彼方「じゃ、入れ!」

そう言うと知らない男、数名が入ってきた

?「琥珀総長、蓮……」

?「琥珀副総長、仁」

?「琥珀幹部!雪!よろしく!」

?「琥珀幹部……秋」

?「琥珀幹部……宮」

えっと〜誰だ?こいつら琥珀?

暴走族か?興味ねぇ……

寝よ……

そう思い寝ようとしたら、なぜか、視線を感じる

そう思って見てみると、琥珀?の総長とか言うやつがこっちを見ていた。

こいつ何?キモ……

僕はそう思い窓の外を見て、音楽を聴いた。

気づいたら彼方はいなくなっていて、男達の周りには女がいた。

いろんな香水が混ざって臭いから、カバンを持ちいつもの空き教室に向かった。

ガチャ!!ガラガラ

ここは僕専用の空き教室、要達が用意してくれた。

テレビ、ソファー、ベット、なんでもある

めんどくさい日はここで1日過ごすこともあるし

誰も来ないから楽……

鍵を持ってるのは僕だけだから、

僕は眠くなり、ベットに横になって寝た

起きると周りはざわざわしていた、

お昼か……食堂に行こ

僕は食堂に行くと、いつも以上に人がいた。

ていうか女が

何事かと思って見てみると、あの琥珀とかいう奴らがご飯を食ってた。

僕は興味がなく、売店で、水と飴を手に取り、お金を払い、この場をあとにしようとした

でも、誰かに手を掴まれている。

振り返ると、あの琥珀のやつ……

周りがシーンとなった

こいつなんなの?離して欲しいんだけど。

蓮「ちょっと来てくれねぇか?」

僕は嫌だったから首を横に振り、手を振り払った

そして、食堂から出ていった。なのにこいつらはおってくる……

ストーカーかよ。

はぁ……めんどくさいけど、要のところ行こ

ガチャ!!

要「どうした?」

話そうとしたらノックが聞こえた。

要「どうぞ!」

ガチャ!!

要「おぉ〜蓮達か……」

何?こいつらと知り合い?

要「あぁ、俺琥珀の元総長」

不思議がっているのを見て、要が教えてくれた。

へぇ……そうなんだで、こいつらなんなの?

要「何かあったのか?」

僕は要の近くにいった

『あいつら……ストーカー……追ってくる』

要「ストーカー??なんで追う必要があるんだ?」

仁「ちょっとありまして」

要「なにかしたのか?桜花」

僕は首を振った。

要「あ、悪いけど桜花ここに残ってくれないか?俺今から会議でここにいないんだ」

『(コクン)』

要「じゃあ、頼むな。あ引き出しの中に折り紙入ってるから」

バタン!!

僕は要の机に座り折り紙をおった。

昔から折り紙は大好きなんだ……

ってもさこんな痛い視線の中で折るのは地獄じゃね?

雪「桜花って言うんだね!よろしく!!」

勝手に名前呼んでるし

僕は紙とペンを出し、仲良くする気は無いと書いて見せた

宮「喋れないのか?」

まぁあえて無視しとこ……

蓮「お前、琥珀の姫になってくれないか?」

姫??何それ。

秋「姫ってのは、蓮の女になるってことだ」

え、何それ……キモ

待って普通の女ってこいつの彼女になりたいだけ?

『(フリフリ)』

雪「嫌なの?!」

紙にキモイと書いて見せた。

仁「キモいってw」

ガチャ!!

彼方「あれ?桜花、それにお前達も要は?」

『会議……』

琥珀「!!」

雪「喋れるの?!」

彼方「何してるんだ?」

『この知らない人が……姫になれって……』

彼方「お前達桜花を姫にするのか?!」

蓮「まずいんですか?」

彼方「いや〜要が手強いぞ」

彼方「でも、入ってみるのもいいんじゃないか?桜花」

『無理……』

『帰る……』

彼方「あ、桜花お前が言ってたタバコ買ってきたぞ」

『ありがとう……』

そう言って僕は部屋を出て、学校を出た。

飴が無くなったから、コンビニで買お……

近くのコンビニに入り、飴を買って外に出たら、アイツらがいた

雪「あれ?桜花!!偶然だね!」

なんでこいつらがいるの……

仁「ここの近くに倉庫があるからだ」

へぇ……てかなんで思ってることがわかったんだよ

仁「感だ……」

感か……じゃあ帰ろ……

僕はみんなに一礼して後ろを向いた。

蓮「ちょっと待て、話だけでも聞いてくれないか?」

『はぁ……早くして』

蓮「ここではあれだから倉庫に来てくれ」

蓮「俺の後ろに乗れ……」

そう言われたから、男のバイクに乗った。

雪「じゃあ行こ!!」

それから、5分して倉庫と言うやつに着いた。

ガラガラ!!

シャッターを開けるとまぁカラフル頭の奴らがいる。

そして、僕を睨んでる。

僕はそんな視線を無視して、タバコを吸った。

ガチャ!!

秋「そこ座れ……」

『で……何』

蓮「姫になってくれないか?」

『無理……』

『てか、灰皿ある?……』

宮「ほら……」

仁「タバコ吸うんだな」

『だから……』

蓮「なんで姫になってくれないんだ?」

『いやだから……』

『てか……なんで僕なの……』

蓮「お前のその目が気になるから」

目?

蓮「死にそうな目……」

!!へぇ……気づいてるんだ凄いじゃん

『でも無理……帰る』

僕はそう言い残し、倉庫をあとにした。

その日の夜……

『行くか……』

服を着替え、黒のジーパン、白のTシャツ、後ろには翼が刺繍されていて、左の翼は折れていて、鎖で繋がっている

このTシャツは僕だけしか持ってない。

まぁ、僕がデザインしたからだけど、

それを着て、カラコンを外して靴を履いて外に出た

繁華街……眠ることの無いところ……

いつでも路地裏ではなんでもやっている

殺し、暴力なんでもありだ

そんなことを考えながら、路地裏に行くといつもの光景

女「いや!助けて!!」

男「うるせぇよ、黙れ」

『何してる』

男「あぁ?殴られてぇか、ってお前その目」

『もう1回聞く、何してる?殺されてぇのか』

男「ひぃー!!」

そう言うと男は逃げていった。

女「あ、ありがとうございます!」

『あぁ……』

さっきの男が怖がったのもわかる

僕は、知らない人はいないほどの有名人みたいなもの

まぁ喧嘩でだけど、僕の通り名はいつしか夜桜になっている

まぁ、どうでもいいけど

近くの公園でタバコでも吸おうと思って、向かうと、

最悪……あの琥珀とかいう奴らと知らない奴らが抗争してるし……

まぁ、無視して帰るか。

ドスッ!

すると知らない男とぶつかった。

男「邪魔だよ!てめぇ!」

『あぁ?誰に向かって口聞いてんだよ……』

男「あ?誰だテメェ」

僕は、男を睨みつけた。

男「あ、お前夜桜!」

男がそう叫ぶと、あたりがシーンとなった

蓮「夜桜……」

『てめぇら騒がしんだよ、迷惑だ』

男「お前達!夜桜から殺れ!所詮ひとりだ!」

そして、敵は僕に向かってくる。

僕はそれを全部交わし、男達を倒した。

『チッ……邪魔して悪かったな』

蓮「いや、来てくれて助かった」

『こいつらは置いとけ……警察があと少しで来るお前達も早く逃げろ』

仁「待て、なんで俺たちを助けてくれたんだ?」

『下っ端はだいたい倒れていて、お前達も肩から息をして、今にも倒れそう。こんな、汚いヤツらにNo.1になって欲しくないから助けただけだ』

『じゃあな……』

僕はそう言って家に帰り、シャワーを浴び、寝た