「渚(ナギサ)!!」
「あそぼーーー!!」
ほんっとに渚はゲーム好きだなぁー
もっと元気に外で遊べばいいのに!
「もーー渚!ゲームばっかりしてないで遊ぼ!」
なんだかんだ言って遊んでくれる渚は大好き!
この大好きって言うのは、きっと友達としての「好き」だと思うんだ。
そんな渚と私はあっという間に小学生になった。
來華母「入学式行くわよ!」
あんまり覚えてないけど、小学生になるのはちょっと怖かった。
友達ができるのか不安で。
「準備できたー!」
はじめての学校、はじめての知らない人がいる場。
不安な気持ちを解消してくれたのはやっぱり
渚だった…
「來華大丈夫??」
渚だけが友達でもいいと思った。
「うん!大丈夫!友達出来るといいなぁ〜」
〜数日後〜
美香「ねぇ、來華ちゃん。邪魔。」
そんな言い方ないんじゃないかなー…
「う、うん。ごめんね!」
美香「まぁいいけどさ笑」
ちょっとみかちゃん苦手だな〜
美香「渚くぅーーーん!一緒に砂場で遊ぼ!」
渚「いいよー」
「え、」
私は驚いた。あの渚が外で遊ぶなんて。ゲームか本読むかの2つしかしない渚が…
私なんかよりみかちゃんの方が好きなのかな。
今思えば嫉妬していたんだ。
「渚、珍しいね。砂場で遊ぶなんて。」
渚「そう?」
「楽しかった?」
渚「まぁね」
私はその頃から渚と距離をとっていった。
理由は分からないけど、なにか気まずさを覚えていた。
〜数年後〜
私は小学5年生になった。
クラスが離れていた美香ちゃんとまた、同じクラスになった。
美香「來華ちゃん久しぶりに見たけど学校来てたの ?笑笑」
美香「ねぇ、みんな。美香ね、こいつ嫌いなの。明日から無視ね。裏切ったらそいつもハブね」
その日から私は透明人間になった。
みんなから無視され続け、美香からは暴力も受けたりした。辛くて痛かったのに誰にも助けを呼べなかった。
その時の私は「渚」に助けを呼ぶなんて思いもしなかった。
勝手に私は「渚は美香が好き」って思っていた。
そして勝手に失恋した気分を味わっていた。
〜数日後〜
美香「死ねよ」
ドコッ ドスッ ボコッ ドンッ
ある日いつもよりいじめがエスカレートして、
身体中アザだらけになった。
動けなくて、教室でうずくまっていた。
すると突然渚の声が聞こえてきた。
「來華!!一緒に帰…」
「來華!大丈夫?!」
あぁ、私もう死ぬのかな。
渚がいる。渚の声が聞こえる。
やっぱり渚の声は安心するなー。
いつの間にか気を失っていた。
「あそぼーーー!!」
ほんっとに渚はゲーム好きだなぁー
もっと元気に外で遊べばいいのに!
「もーー渚!ゲームばっかりしてないで遊ぼ!」
なんだかんだ言って遊んでくれる渚は大好き!
この大好きって言うのは、きっと友達としての「好き」だと思うんだ。
そんな渚と私はあっという間に小学生になった。
來華母「入学式行くわよ!」
あんまり覚えてないけど、小学生になるのはちょっと怖かった。
友達ができるのか不安で。
「準備できたー!」
はじめての学校、はじめての知らない人がいる場。
不安な気持ちを解消してくれたのはやっぱり
渚だった…
「來華大丈夫??」
渚だけが友達でもいいと思った。
「うん!大丈夫!友達出来るといいなぁ〜」
〜数日後〜
美香「ねぇ、來華ちゃん。邪魔。」
そんな言い方ないんじゃないかなー…
「う、うん。ごめんね!」
美香「まぁいいけどさ笑」
ちょっとみかちゃん苦手だな〜
美香「渚くぅーーーん!一緒に砂場で遊ぼ!」
渚「いいよー」
「え、」
私は驚いた。あの渚が外で遊ぶなんて。ゲームか本読むかの2つしかしない渚が…
私なんかよりみかちゃんの方が好きなのかな。
今思えば嫉妬していたんだ。
「渚、珍しいね。砂場で遊ぶなんて。」
渚「そう?」
「楽しかった?」
渚「まぁね」
私はその頃から渚と距離をとっていった。
理由は分からないけど、なにか気まずさを覚えていた。
〜数年後〜
私は小学5年生になった。
クラスが離れていた美香ちゃんとまた、同じクラスになった。
美香「來華ちゃん久しぶりに見たけど学校来てたの ?笑笑」
美香「ねぇ、みんな。美香ね、こいつ嫌いなの。明日から無視ね。裏切ったらそいつもハブね」
その日から私は透明人間になった。
みんなから無視され続け、美香からは暴力も受けたりした。辛くて痛かったのに誰にも助けを呼べなかった。
その時の私は「渚」に助けを呼ぶなんて思いもしなかった。
勝手に私は「渚は美香が好き」って思っていた。
そして勝手に失恋した気分を味わっていた。
〜数日後〜
美香「死ねよ」
ドコッ ドスッ ボコッ ドンッ
ある日いつもよりいじめがエスカレートして、
身体中アザだらけになった。
動けなくて、教室でうずくまっていた。
すると突然渚の声が聞こえてきた。
「來華!!一緒に帰…」
「來華!大丈夫?!」
あぁ、私もう死ぬのかな。
渚がいる。渚の声が聞こえる。
やっぱり渚の声は安心するなー。
いつの間にか気を失っていた。
