俺は來華と遊ぶのが大好きだ。
でも外遊びは得意じゃない。
外は好きだけど、來華にトロイって思われたくないんだよなー。

來華「渚ー!!一緒にあそぼーーー!!」

あぁ、また来たな

「ごめん今、手が離せない!」
來華「ゲームしてないで外で遊ぼ!」

なんで会話が噛み合わないんだろう。

來華「もういいもん!」

あーあ。またいじけさせたなー。
嫌われちゃったかな?
でも、俺は來華が大好きだ。
きっとこの好きは恋というやつだ!!!




俺は小学生になって、來華と一緒のクラスになった

「來華!外で遊…」
美香「渚くーーーん!!一緒に砂場で遊ぼ!」
「い、いいよー」

なんなんだこいつ。


來華「渚、珍しいね。砂場で遊ぶなんて。」
「そう?」
來華「楽しかった?」

なんでこうなこと聞くんだろう。

「まぁね。」

何故かそれから來華から無視されるようになった。
無視、というか避けられるというか…


〜数年後〜

俺は小学生5年生になった。

久々に來華と話したかった。
「もう帰ったかな…?」

教室を覗いた。

來華の背中が見えた。


「來華!一緒に帰…」

來華!!!!!

俺はその時見た光景を一生忘れない。
來華の身体中アザだらけだった。

「來華!!!!大丈夫か?!」

俺が見た來華は俺が知らない顔をした來華だった。
俺が知らない間に何があったんだ…





どちらにせよ、もう無邪気に遊んで笑う來華の姿を見られないと思った。