愛を知らない私を愛して








「これで黒髪にしてくれたら俺のもろ好み」




「……じゃあします」



「素直」



渚くんはぷ、と笑った。



だって渚くん以外に見せる人いないし。



見せたいのは渚くんだから。



……ってほんとこんなの思うの初めてだな……



「……はい、終わり! 着替えてご飯いこ」



「ありがとうございます、サラサラです」



私は乾かし終わった自分の髪に触れて満足した。