世間からは祝福され、私と快は二人でセット、というイメージになった。 「付き合ってますよ」 「え!?本当にそうなの!?……そっか……事務所の策略かと思った……」 ……藤井サブならそう思うよね。 だって…… 「……窪田さんのことはもういいの?」 藤井サブは私が渚くんのことを忘れられないのを知ってるから。 「……はい、実は忙しくて言えなかったけどこのCMの会社、渚くんの会社だったんです」