__…… 朝。 ピピピッ……という渚くんのスマホのアラーム音で起きる。 ……もう朝…… 隣を見るとアラーム音にも気づかないくらい爆睡している渚くんがいた。 ……いつもはここで起こして仕事行こってなるのに今日はこのままでいいんだ…… 私はポフッとまた渚くんの隣に寝転がった。 ふふ、幸せ…… しばらく渚くんを見つめていると渚くんはモゾっと動いて目を覚ました。 「依茉ちゃん……」 そして私をギュッと抱きしめる。