愛を知らない私を愛して









……あ、味わうって……!!





「……さっき言ったよね、夜覚悟してねって」




ニコッと意地悪く笑う渚くんに私はカーッと顔を赤くする。




……い、言ったけど……!!




「……な、渚くん。電気……」




「……電気消すの?」




「消さないと恥ずかしい……」




「……しょうがないな……」





渚くんはそう言って部屋の電気をパチっと消した。