「渚くん? 早くこっち来てご飯食べよ!」





「……うん」




私がそう言うと渚くんはゆっくり私の方へ来て隣に座った。




渚くんと依智兄は向かい合わせ状態。




「「……」」




……空気重……




「……あ、ご挨拶遅れました。依茉さんとお付き合いしてます、窪田渚です」




しばらく沈黙が続くと渚くんが口を開いて沈黙を破った。