「なっ……なんでそんな笑うんですか!」 私はピシャッと藤井サブにお湯をかける。 「あはは、ごめんごめん。依茉フェロモンあると思うよー?」 「ええー……よく言いますよ、私藤井サブみたいに胸ないし……」 もはやぺったんこ…… 「胸なんて関係ないよ! 依茉、21歳にしては大人びた雰囲気だし落ち着いてるしだから窪田さんも好きになったのかなーって思うけど!」 藤井サブはそう言ってニヤッと笑った。 「そうですかねぇ……」 「そうだよ!」