愛を知らない私を愛して








「賛成!」




藤井サブはそう言って依智兄の方へ行き、フロントでチェックインをした。





「ねえ、部屋割りはどうするの?」




チェックインをして戻ってきた2人に私はそう言うと2人は目を点にした。




「た、たしかに……俺、渚くんと初対面なんだけど……」




依智兄は不安そうな顔でそう言った。




依智兄確かに人見知りだもんな……