『私を好きにさせたなら責任とってよ!』





……あんなこと言われたの初めてだ。




俺がどんだけ壁を作ろうとしてもその壁を破ってくる。




依茉ちゃんは強い子だ。




……俺にはもったいないな。




サラッと髪を触ると依茉ちゃんはモゾモゾしながら俺の手を握った。




そんな姿にキュン、とくる。