愛を知らない私を愛して








「依茉ちゃん、先輩こっちに連れてこれる?」




「あ、はい。……サブ! 家まで送るのでタクシーとりあえず乗りましょ!」



私は藤井サブの肩を持ってタクシーの所まで連れて行った。



「うぅ……ごめんね、依茉ー……」



「大丈夫ですよ、吐きそうになったらこのビニール袋に吐いてくださいね」



「……ありがとう……」



藤井サブはそう言って私の肩で寝てしまった。