一人暮らしの家に帰ると、百合はソファにぺたんと座った。

温かい紅茶をいれ、これまでのことを一晩中話し合った。

夜になり、百合を家まで送っていく途中、


[俺たちって付き合ってるの?]

[ご不満??(笑)]

[そっかそっか]


[あっこれミサンガのお返し。]

百合は突然のキスにびっくりした。

顔をあかくした百合はそっぽを向いた。

[・うい・・・い]


声が小さい。

[なに?]


[もういっかいして。]

百合を抱き寄せ、腰に手を回し二人は目をつぶり、いつまでも甘いキスを楽しんだ。


甘い物語の始まりだった。。。



               end