数ヶ月が過ぎて、僕は大学に進学した。


偏差値はそんなに高くない。

そこを見て選んではいなかった。


大学での自分の学部学科を確認して、学校に行く。

完全に遅刻だ。

わくわくする日の前日は眠れない。。。


学校案内がスタートしている。

教室には誰もいない。


は~っと暇をもてあましていた。。


[そうだ、図書館に行こう!!]




さすがに大学だけあって広い。。

いろんな本がある。

朝早いのに人がいるなあ~・・




テーブルにすわり、適当な本を読んでいると、
眠ってしまっていた。。


目が覚めた。。


背伸びをすると、目の前に女性がいた。



細い脚。


ショートカットできめの細かい髪。


小さな胸。



赤いほっぺ。







百合だ。













[おかえり]




[ただいま]





僕は秋山から堂山の行きそうな大学をおしえてもらっていたのだ。
図書館にいたら絶対会える。

その想いは見事にかなった。