「なぁ…リーゼ…。」

彼女に向かって、湧き上がった疑問を投げかけようとロニィが口を開きかけた時、廊下の一番奥の部屋のドアが静かに開く気配がした。


「話の途中で悪いが、始めようか。」

「えっ、まさかここで?」

「ああ。ここでやらなきゃ…君を買った意味がない。」


そう答えると、ロニィはシャツのボタンを外し始めた。