「酷いや!まるで覗きじゃないかー!」

エドガーは、そう叫ぶと羽根枕を掴み天井のレオルドめがけて思い切りそれを投げた。
枕は弾け、中の羽根が雪のように舞った。

「いい加減にしないか。言っておくが、俺はお前達のラブシーンには興味がない。それよか、折角二つ目の課題を持ってきてやったんだぞ。コイツはどうする気だ?」

レオルドは、口の端を吊り上げ、少し陰険な表情を浮かべた。

「あぁ、分かったよ!話を聞こう。課題の内容は?」

俺はエドガーをベッドに座らせると、出窓に腰掛けレオルドを睨みつけた。