シュウゥゥゥン


「あっ!」

エドガーが左手の指輪に視線を落とし、驚きの声をあげた。

「三つ目の灯りが…。」

「やったな。これで全ての課題が完了した。さぁ、エドガー、お前の望みを叶えよう。呪いを解いてやるよ。」

レオルドはニコリと微笑み、彼女の顔を見つめた。


「うん…でも…その前に僕…ロニィの所へ戻りたい。」

いつの間にか、少年の姿に戻ったエドガーはエメラルドグリーンの瞳を真っ直ぐレオルドに向け答えた。