そして、私の正面に彼女は座り、間宮さんはぷーすけを抱いたまま彼女の隣に座った。
二人と向かい合って座ると、嫌でもお似合いの二人の顔を見なければならない。
ぎこちない空気に視線を落とすと、ぷーすけが『キャンキャン』と鳴き、間宮さんの腕から抜け出して私の足元にやってきた。
これにはさすがの間宮さんも苦笑する。
「ほんと、ぷーすけは広瀬さんが好きなんだな」
彼女も目を細めて頷く。
「よかったら抱っこしてやって下さい」
私の膝に前足をかけてクンクン鼻を鳴らしてこちらを見上げているぷーすけを抱きあげると、私の膝の上に収まりよく落ち着いた。
膝に感じる温かいぷーすけの感触がこの状況で唯一の癒しなのかもしれない。
「広瀬さんにお願いしたいことがあります。お話聞いていただけますか?」
私はぷーすけの背中を撫でている手を止めて顔を上げた。
白い頬にかかる髪を耳にかけなおす彼女の目がどことなく寂し気に見える。
私は「はい」と答えて、背筋を伸ばした。
二人と向かい合って座ると、嫌でもお似合いの二人の顔を見なければならない。
ぎこちない空気に視線を落とすと、ぷーすけが『キャンキャン』と鳴き、間宮さんの腕から抜け出して私の足元にやってきた。
これにはさすがの間宮さんも苦笑する。
「ほんと、ぷーすけは広瀬さんが好きなんだな」
彼女も目を細めて頷く。
「よかったら抱っこしてやって下さい」
私の膝に前足をかけてクンクン鼻を鳴らしてこちらを見上げているぷーすけを抱きあげると、私の膝の上に収まりよく落ち着いた。
膝に感じる温かいぷーすけの感触がこの状況で唯一の癒しなのかもしれない。
「広瀬さんにお願いしたいことがあります。お話聞いていただけますか?」
私はぷーすけの背中を撫でている手を止めて顔を上げた。
白い頬にかかる髪を耳にかけなおす彼女の目がどことなく寂し気に見える。
私は「はい」と答えて、背筋を伸ばした。



