私は今でっかい建物の前にいる。

これも数週間前

一人でそこら辺を散歩している時に知らない男に声をかけられた。

男「こんにちは」

『どうも……』

男「君、歌やダンスは好き?」

『まぁ……』

男「僕、事務所のものなんだけど、BTSのメンバーにならない?」

『BTS?誰……』

男「え?!知らないの?!面白いね!あ、それでもし興味があるんだったらここに電話して!」

そういうわけで試しに電話して、オーディションを受けたら合格

今日はメンバーに私のことを紹介するみたい

写真とか見てないから、どんな人なのかは知らない

男「じゃあ行こうか!社長室にいると思うから、緊張してる?」

『別に……』

男「そっか!じゃあ行こう!」

そして少し歩くと目の前に大きな扉が見え、社長室と書かれていた。

コンコン!!

男「連れてきました」

ガチャ!!

男「こちらが新しく入ることになった子です」

顔を上にあげると、ソファーには7人の男達が座っていた。

『今日からBTSに入ることになりました。キム・リンです、よろしくお願いします』

?「めちゃくちゃ可愛いんですけど!」

?「社長!この子ならOKです!ぜひ入れてください!」

社長「こら、怖がってるから挨拶からして」

?「BTSのリーダーキム・ナムジュンだよ!よろしくね!リンちゃん!」

?「BTS1のイケメン!ジン!よろしくね!」

?「ユンギ……よろしく」

?「ホソク!よろしく」

?「ジミンだよ!よろしくね!」

?「テヒョン!よろしく!」

?「グク、よろしく」

『よろしくお願いします』

テヒョン「リンちゃんは何歳?」

『16です』

グク「俺より年下か」

『はい、』

ジミン「高校はどこ?」

『一応、○○高校に通ってます』

全「!!!!」

ナムジュン「めちゃ頭いいところじゃん!え、入試何位?」

『1位でした、』

ジン「凄いね……」

ユンギ「でも、今日から俺たちと暮らすから、学校は変わるぞ?」

『そうなんですか?どこに……』

社長「あぁ、リンにはグクたちと同じ学校に明日から転入してもらう」

『そうですか……すみません、ちょっと電話します』

プルル!!プルル!!

?「もしも〜し!!」

この人は、レオン、チョン・レオン

私の幼馴染だ……

175cm

茶髪に茶色の目

『私明日からほかの学校に転入することになった、あと家も変える……』

レオン「は?!え?!どういうこと?!」

『今日からBTSのメンバーになって、一緒に住むみたい』

レオン「BTS?あぁ〜!あの人たちえ?!でも学校も変えるの?!」

『少し遠いから……』

レオン「どこの高校?!」

『〇〇〇高校』

レオン「俺も行く!」

『はぁ……ちょっと待って』

『社長……あと一人転入させられません?』

社長「大丈夫だが、誰だ?」

『幼馴染です、制服は175cmなのでよろしくお願いします』

『大丈夫だから、制服は届けるから』

レオン「やった〜!だいすきリン!バイバイ!」

ピッ!!

『すみません、よろしくお願いします』

社長「あぁ、大丈夫だじゃあみんなはリンを家に連れて帰って、ゆっくり話してくれ」

テヒョン「はい」

『すみません、少し私の家に寄ってください』

ナムジュン「わかった」

私達は車に乗り、家に寄ってもらった。

グク「ここ?」

ジン「すっごく大きくない?親と一緒??」

『いえ、一人で』

ユンギ「こんな所にか?」

『はい』

ホソク「ねぇ、リン家の前に知らない人たってるよ?」

そう言われて見てみるとレオンが立ってた。

『すみません、ちょっと待っててください』

バタン!!

『レオン……』

レオン「あ!リン!」

ギュッ!!

『重い……てか後ろから視線感じるから離して』

レオン「いや〜家に帰ってくるかなって待ってた」

『私今から行くから、制服は届いた?』

レオン「うん!」

『じゃあ明日来てね。くれぐれもおかしい事しないでよ』

レオン「おかしいこと?」

『はぁ……なんでもない』

私は家の中に入り、最低限必要なものをカバンに詰め外に出たら、レオンがみんなに何かを言って、みんなは殺気MAX

『ちょっと……レオン何言ったの?』

レオン「へ?リンに変なことしたら許さないって言っただけ」

『そういうことは言わないで……すみません、皆さん』

『じゃあね、レオン……』

レオン「バイバイ〜!!電話するね!」

そして車に乗り、その場を去った。

『すみません、レオンが……』

ナムジュン「あの男の人リンの彼氏?」

『あれは幼馴染です』

ジミン「へぇ〜本当に幼なじみ?」

『はい……何言ってましたか?』

テヒョン「リンに近づいたら殺すとか、リンと最低限喋るなって」

『すみません、元々ああいう性格なので』

グク「リン……鈍感」

『……違います』

それから、私達は家に着いた

『大っきいですね……』

私の家よりかは小さいか……

嫌味ではないけど……

ジン「じゃあ入ろうか!」

私達は家の中に入り、リビングに座った。

ナムジュン「一応今日からリンはヨジャマンネとしてはいるけど、サセンには気をつけてね」

『サセン??』

ジン「盗撮したり、物を盗んだり、まぁ言うなら厄介なファンだね。時々殺害予告とか出してくるから、気をつけて」

『分かりました。』

テヒョン「リンのことはいつ言います?」

グク「少ししてからでいいんじゃないですか?」

ナムジュン「まずはご飯作ろ、お腹空いた。」

『じゃあ、私作ります』

ジン「じゃあ手伝う!」

ホソク「僕達暇だし、VLIVEやろう!」

そう言って、VLIVEとかいうものを始めたみんな

『ジンさん……VLIVEってなんですか?』

ジン「う〜んまぁ生配信みたいなものかな」

『そうなんですか、あこれもって行きますね』

私は出来上がった料理を持っていくと、不意にグクさん達のスマホの画面に入ってしまった。

『やば……』

ユンギ「おいおい、コメント殺到だぞ」

ジミン「今の女の子?僕達のかわいいかわいい新しい妹!つまりヨジャマンネだよ!」

ナムジュン「リン来てきて!」

『え……今料理作ってる最中です』

ジン「リンそんな切り方じゃないよ。」

そう言うとジンさんは私の後ろに回り込み、私の手に自分の手を添え、切って行った。

テヒョン「ジンヒョン!そんなことしなくていいじゃないですか!!」

グク「リン!ピースして!」

私は言われたとおりにピースした。

ホソク「リン見てみて、コメントいっぱい」

そう言われてスマホを見てみると、

可愛い!リンちゃんっていうだ!、ファンになる!

とか書いてあった。

『ありがとうございます』

ジン「ご飯できたから、そろそろ終わって〜!」

テヒョン「じゃあまたね!!」

ピッ!!

ナムジュン「お腹すいた〜!」

ジン「リン、食べれる?」

『すみません、元々少食なので少しだけしか食べられないです』

ジミン「だから、そんなに細いんだよ。もっと食べないと」

『はい……』

それから、ご飯を食べた

少し暑いから……この前買った服着よ

私は黒のTシャツに白の短パンを着た。

これはレオンが買ってくれたもの

『あ、すみません、今の時間って出ていい時間ですか?』

ユンギ「どこか行くのか?」

『いつもご飯食べたあとに1時間くらい走るんです』

ユンギ「じゃあ、グクといけそっちの方が安心だ」

『分かりました。』

グク「いつもは何kmくらい走ってるの?」

『バラバラですね、いつもは1時間2時間走ったら帰ってくるので』

グク「じゃあ、相当走ってるね!」

『はい……』

それから、1時間くらい走った

グク「リン、俺と家まで走って勝負しよう」

『まぁいいですよ』

そう言って走ったけど、ここで走ると体力が無くなるから、少しゆっくり走った。

ガチャ!!

グク「勝った〜!!」

『おめでとうございます』

グク「はぁはぁ……息切れしてないし!本気でやってないでしょ!」

『さぁ、どうでしょう』

ユンギ「何を騒いでるんだ?」

『グクさんが勝ったのに、私が怒られました』

グク「それはリンが走ってないからだよ〜!また明日も走ろ!」

テヒョン「インチキ!一緒に走りたい!」

グク「めちゃリン速いですよ?俺ついて行くのやっとだったんですから」

ホソク「グクがやっとってリン、50m走何秒?」

『前測ったので、5秒、4秒だったと思います』

ナムジュン「速!」

『そんなんですか、普通かと思ってました。すみません、お風呂はいってもいいですか?』

ジミン「お風呂はここを真っ直ぐいって右に曲がったらあるよ!服は僕の貸すね!」

『はい』

私はお風呂に入り汗を流した。

お風呂からあがるとジミンさんの服がありそれを着た。

ひとつ聞くけど……ジミンさんなんでこんな服もってんの?

私が来ているのは少し長さが短いTシャツに短パン

普通の男が着る服ではない気がする

ガチャ!!

『お風呂あがりました』

ジン「ちょっとジミン?!どんな服着させてるの?!」

ジミン「これ僕のお気に入りだったけど破けたから着れなくなったんですよ」

『別に大丈夫ですよ』

ナムジュン「そういえば、言い難いんだけど、急なことでまだリンの部屋が準備できてないから、今日は誰かの部屋で寝てもらわないと」

全「俺!!(僕!!)」

テヒョン「リンは誰がいい?」

『私は誰でもいいです』

そしたら、話し合いを始めた。

私は睡魔に勝てず、ソファーで眠った。

リンside end