「よかった、俺の鞄に入ってたんだけど、昨日拾ってる時に紛れ込んだんじゃないかな?」

あ、やっぱりそーだったのか。

「またまた迷惑かけてごめんなさい」
「いいよ、別に。あ、でもさ届けたお礼ってわけじゃないけどこれから付き合ってくれない?」

え?私と?え?一ノ瀬くんの言葉には毎度驚かさせられるなぁ

「わ、私で良ければ、、」
「ほんと?よかった!じゃあ行こ!」

そう言って無邪気な笑顔を見せて私の手を取った君に



恋をした。