一ノ瀬くんに連れてこられたのはコーヒーショップのチェーン店。

「○○ちゃんなに飲む?」
「あ、私はいいです。今日財布持ってきてないし、」
「なに言ってんの?俺が払うに決まってるじゃん」

当たり前のように笑う君。

「え!そんなのいいです!大丈夫です!」
「俺がそうしたいんだからそれで良くない?ね?」

と私よりも背が高いはずの一ノ瀬くんは上目遣いをしながら言ってきた。
ずるいよね、こんな顔されちゃ、断れないじゃん