キミと逢えた奇跡


うん、遥香がいるなら、大丈夫。

その後、黒板の所へ行って、遥香と一緒に自分の席を確認した。

遥香と私は苗字があいうえお順で並べると、結構近い方だから、
席も当然近かった。

「よかったぁー…遥香と席が遠かったら私もう終わってたよ」
「もう、葵ったら大袈裟だなぁ笑」

そんな他愛もない話をしながら、お互いの席に着いた。

隣は、小坂さんだった。
その時に、ふと思い出した。

小坂さんって、そういえば…