手首を返すと傷があった。それに…
「…ッ…」
川村くんにグッと掴まれたから、手首を
返すと捻ったみたいに痛かった。
「手首貸して?」
凌久は絆創膏を取っていたため気づいて
いなかった。
「あ、うん」
手首を差し出して貼ってもらった。
「ありがとう。
凌久、手貸して…?」
「俺?え、良いけど」
凌久の手の甲にある絆創膏を取って
私のカバンに入れていた大きな絆創膏を
取り出す。
凌久の手には私が手を弾いた時にできた
「…ッ…」
川村くんにグッと掴まれたから、手首を
返すと捻ったみたいに痛かった。
「手首貸して?」
凌久は絆創膏を取っていたため気づいて
いなかった。
「あ、うん」
手首を差し出して貼ってもらった。
「ありがとう。
凌久、手貸して…?」
「俺?え、良いけど」
凌久の手の甲にある絆創膏を取って
私のカバンに入れていた大きな絆創膏を
取り出す。
凌久の手には私が手を弾いた時にできた



