ーーー…

「かな…佳奈?おはよ。帰ろ」

優菜に起こされた。

「今日、土曜日だから先生家にいる?」

「うん…」

「わかった」

手を引っ張っる優菜の後を歩き

駅に着く。

「じゃあ…私ここだから…
帰れる?一緒に行こっか?」

ここは優菜の家の最寄り駅

「ううん…一人で帰る」

今はとにかく一人になりたい。

「わかった。また何かあったら電話して」

またね、と手を振り私も駅に着いた。