「なんか、黒田くんとその友達?」 「佳奈!」 急にガバッと抱きついて来た。 「え!?な、なに!?」 「俺以外の男見ないでね?」 「うん」 「黒田に何か言われたらすぐに連絡!」 ついでに、その友達ってやつも。そう凌久は 言う。 「んふふ、大丈夫だよ。」 「何笑ってんの!」 「だって私は凌久にしか恋愛感情湧かない」 「んふふ、そう?…じゃなぁい! 男は狼さんなの!だから油断したらダメ!」