運ばれる私の体に添えられる
手は冷たくて。
「凌久…?冷たいよ…体。
体調悪いのは凌久じゃないの?」
「ん?違うよ。ずっとベランダに居たから」
ずっと…?
「なんで…?」
「ん?
よいしょ…ほら、布団お腹までかけて」
「だから…私は…「手、震えてるよ」
「や…でも…「お願いだから。」
いつもなら折れてくれるはずの凌久が
今日はなぜか強引で。
「うん…、でも凌久も入って。
冷えてる…」
手は冷たくて。
「凌久…?冷たいよ…体。
体調悪いのは凌久じゃないの?」
「ん?違うよ。ずっとベランダに居たから」
ずっと…?
「なんで…?」
「ん?
よいしょ…ほら、布団お腹までかけて」
「だから…私は…「手、震えてるよ」
「や…でも…「お願いだから。」
いつもなら折れてくれるはずの凌久が
今日はなぜか強引で。
「うん…、でも凌久も入って。
冷えてる…」



