「はぁ…かな…かわい…」

凌久の言葉が耳に届いたすぐ後。

他の人たちの足音が聞こえて来た。

「ん…やぁ…!り…んっ…ちょ!
人…!来てる!」

「大丈夫だよ。ここ立体駐車場だから。
周りの音で聞こえないよ。
ねぇ、後1分じゃん。ほらこっち向いて」

後1分?甘い時間を過ごしてたら時間なんて

早く感じるものなんだ。なんて思ってると

またキスの嵐。

「んっ…んん…んぁ…す…き…」

「…好き…りく…」